ヤミ金はあらゆる方法でお金を取り立てますので、中には「嫌がらせ」に近いことをやり、利用者を追い込んでお金を出させるという手口もあります。
具体的にどんな嫌がらせがあるでしょうか?
まずは「電話」ですね。
ヤミ金業者が非常によく使うものです。
何度も執拗にかけてきたり、罵倒したり、そうかと思えば優しい言葉をかけたり…と、対面こそしていませんが、電話を使って利用者にプレッシャーをかけます。
電話に出なければいい、着信拒否にすればいいと思うかもしれませんが、そこはやはり嫌がらせ目的でやっているだけに、巧妙な手口があります。
たとえば、複数の番号を使っての連絡です。
1つの番号を拒否されればまた次の番号でかけてきて、それを拒否したらまた次の番号で…と、イタチゴッコのような状態になるのですね。
また、着信拒否をしたり、電源を切ったり、電話に出なかったりすると、そのことを猛烈に罵倒し、電話に応じるようにけん制することもあります。
このような電話を、以前ヤミ金を使っていた方に対し、期間を空けて忘れたころに再開するという嫌がらせもありますね。
このような電話に加え、ネットが発達した現代社会ですから、WEB上に個人情報を書き込むという嫌がらせもあります。
利用者がお金を借りたのにそれを返してくれないと、書き込み主がヤミ金だとわからないような形で、あらゆるところに書いたりするのです。
一度拡散した情報を完全に削除するのは難しいので、これなども利用者の人生に影響を与えるような嫌がらせです。
実際に利用者のところへ業者がやってくるという嫌がらせもあります。
自宅や会社の前で出てくるのを待っており、出てきたらその場で近づき、返済を迫るという手口ですね。
行く先々につきまとったり、友人や家族のもとにまでつきまとい、利用者の生活を破たんさせる例もあります。
以上のように、ヤミ金は様々な嫌がらせも取り立て手段の1つとして行います。
このような例からも、関わらない方がいい業者なのは明らかですね。