ヤミ金は危険な対応をするといわれていますが、どのような取り立てをするのでしょうか?
今回は執拗な電話に苦しんだという実話をご紹介します。
1時間のうちに何度も何度も電話をかけ、出るまでかけ続けるといった行為に出ます。
電話がなりすぎて困るからと電話に出ると、今度は電話口で恫喝され…と、非常に強いプレッシャーをかけられるのです。
これが毎日のように続き、お金を借りていた方はノイローゼに近い状態になったといいます。
次第に頭が働かなくなり、ひたすら電話先に謝り続け、言われるがままに目先の返済金をかき集め、時間までに振り込むという毎日が続いたとのこと。
この頃には電話が鳴るのが恐怖になっており、電話が鳴るたびにパニックに近い状態になっていました。
あまりに負担が大きく、電話の電源を切っていたこともありましたが、すると次に電源を入れた時にさっそくかかってきた電話でそのことをひどくなじられ、二度と電源を切らないようにと厳命されたのです。
そのとき、次に電話が通じなかったら、何人かで自宅に押し掛けることもほのめかされました。
このようなことから、ヤミ金からの取り立ての電話を無視することもできず、電話に振り回される毎日が続いてしまったのですね。
もちろん、このような取り立ては違法です。
法律では、債権回収のためとはいえ、お金を借りた方へと執拗に電話するのは禁じられています。
もちろん、大声で恫喝したり、人格を否定するようなことを言ったりといった行為も厳禁。
債権回収の範囲を超えて、お金を借りた方の生活に口を出すのも、もちろん違法です。
しかしヤミ金は、お金を払わせることを最優先としますので、このような取り立ても行うことがあります。
もちろんこれ以外にも実際の取り立てでは、さまざまなことがあります。
実際に家や職場まで押し掛けられる例もありますよ。
ヤミ金の人間は普段からこのような行為を行っており、あの手この手で利用者を追い込んでいきますから、個人でこの取り立てに抵抗するのは難しいでしょう。
困ったときは公共の相談窓口などをご利用ください。